夢というもの。

「海斗…」





「麻里愛…。もう家に帰ってるの?俺ん家でちょっと話さね?」





「海斗…。」









「どうした、そんな泣きそうな顔して。麻里愛らしくないぞ!」








「海斗、私、合格した…。」









「え…。まじで?おめでとう!」








「ありがとう。」









「麻里愛、頑張ってたもんなー。小さい頃から毎日毎日ピアノ…」







そう、海斗は幼稚園の頃からの幼馴染。
お互い知らない所はないと言ってもいい。








「とりあえずさ、ここじゃなんだから俺ん家でゆっくり話そ?」






「うん。」







海斗の笑顔はとても輝いていた。