「お願い。忘れて」
「どうして?」
「貴方には関係ない」
「そうだな。」
この日から
水沢 航が女の人と行為をしているのを目撃するようになった。
「あんなことして楽しいの?気持ちがいい?」
「なに?俺としたいの?」
彼はそう言うとニヤッと笑った
「私は分からない。でも貴方は誰でもいいからとにかく欲しいのでしょ?」
なんでこんなこと言っているのだろうか?
似てるから?
「これはお前が悪い」
そう言うと彼は私にキスをした。
誰もいない図書館で繋がってしまった。
私は罪悪感でいっぱいだった。
ごめんね。涼。
