5月になった。 私はだるく感じ保健室に行った。 入ると奥のベッドから女の人の甘い声が聞こえた。 「周りのことも考えずにちっぽけな愛に溺れてるイヌ見たいだな。」 この際、隣のベッドに入って誰なのか出てくるまで待ってやろう。 そう思った。 こんな声を私の耳の中には入れたくないからいつもみたいにヘッドフォンで音楽を聴く。 最近歌えてないな… そんな事思っているといきなりベッドのカーテンがあいた。