最後の命と赤いつる

「ゆずどうしたの?」
駆け寄るあきと。
「あきには関係ないでしょ」
「..........」




「あきと大丈夫か」
「うん…」
「幼馴染ならもっと仲良くしなよ」
「そうだけどさぁ〜....」

チラチラゆずの方を見るあきと。
それに全く気づいていないゆず。



「起立、おねがいしまーす」
「「おねがいしまーす」」

ー20分経過ー

「おい加藤」
あきとが小声で加藤を呼んだ。
「ゆず寝てるぜwww寝顔めっちゃ可愛いんだけどw」
ニヤニヤしながら言うあきと。
「…じゃあ告れば」
ゆずの方を見もせず愛想なく言う加藤。
「ちょっ、何いってんだよw」
照れるあきとに呆れて授業に集中する加藤。







でも、ちょっと気になる加藤はゆっくりゆずの方を見る。








「可愛い」






思わず口に出してしまう加藤。
「っっ!」
我に帰り急に恥ずかしくなる。
(なにも言ってないなにも言ってない)
顔をまっかにしながら心で唱えた。



キーンコーンカーンコーン

「やっと終わったぁ。加藤〜」

「あれ?加藤?なにゆずの方ガン見してんの?」

「えっっっ、別に見てないよ」
ニヤけながら下を向いて答える

「ふーん」