最後の命と赤いつる

ーその後ー

加藤はこの2年間で背が伸び、175cmになっていた。あきとは170cm。顔も整っていたので色んな女の子たちに告白された。でもそれを加藤は全て断った。「大事な人がいる」と。

卒業式の後も、第二ボタンを狙ってくる女の子が大勢いた。どんなに可愛い子がいても「ごめん」と断った。

その日、加藤はゆずのお墓に行った。そして、第二ボタンをそこに置いて「卒業おめでとう」と手を合わせた。








加藤は医療系の大学に進み、医者を目指して頑張っていた。あきとは高校を卒業した後、実家の農家を継いだ。


そして成人式。
またもや女の子に囲まれる2人。
久しぶりに会ったあきととお酒を飲んで楽しい時間を過ごした加藤。

家に帰ると1通の手紙がポストに入っていた。それはあの時と同じピンクの手紙だった。