blue moon

「良いんですよ。コイツらどこから見ても、そうは見えませんからね。」



と、優しくフォローをした一番刑事っぽく見える男。



サングラスの男は…何故か、美希をジッと見ていた。



サングラス越しだと、何か怖い。



美希はそう思った、




「とりあえず、自己紹介ね。俺は、本橋健吾っス。よろしく~。」



ナンパ男は、物凄くフレンドリーに接してきた。



「は、はぁ…」



美希は、どうも慣れなかった。




「俺は、佐倉と言います。佐倉篤史です。」



落ち着いた雰囲気で、この人なら何か安心出来そうだと美希は思った。



「…あの。私の顔に何かついてます?」



サングラスの男は、未だに美希をジッと見ていた。



「…歯に青のり。」
「えっ!?嘘っ!!やだっ…昼間の焼きそばパンのっ…」


美希は、慌てて鏡を取り出した。