blue moon

「うぇっ…」
「まだ吐いてんのかよ、本橋。」
「だってよ…かなり酷いぜ?こんな死体今まで見た事ねぇもん。」


青い顔で今にも倒れそうな本橋。


「ったく、情けないわね。仮にもアンタ達は刑事なんだから。しっかりしなさいよね。」



そんな情けない部下を叱責するのは、彼らとは同期だが異例のスピード出世を成し遂げた、警部の島崎仁美だった。



「すんません、番長!」
「誰が番長ですって!?」



こんなやり取りも、日常茶飯事だった。