blue moon

「遅いっ!いつまで待たせんのよっ!」



電話に出た瞬間、物凄い怒声が諒の耳を襲った。



「…っ。てめぇ相変わらず声でかいっつの。仁美。」
「アンタがなかなか出ないのが悪いわよ。それに、私は一応アンタの上司なの。呼び捨てはやめなさい。」
「はいはい、どうもすみませんでした。んで用件はなんスか?」
「事件よ。例の猟奇事件。また被害者が出たわ。」
「…了解。すぐ行く。」


そう言って諒はベッドから起き上がった。



「また仕事~?放置プレイばっかなんだから。」



そう言って剥れた春菜に、諒は軽くキスをした。



「「また」な。」



そう言ってフッと笑った諒。