太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~

私は心臓の音を誤魔化すように口早にそう言うと、バクバクと鳴り響く胸に手を当てて爽太を睨む。




そんな態度とって・・・私を期待させないでよ・・・。




爽太は、私しかからかわない・・・多分。

そんな風に思わないと切なくて苦しくなってしまうから、ついつい自分に有利に考えてしまうのだ。



「爽太ってさ・・・好きな人とかいたりするの?」



なぜか分からないけれど、突然口に出た言葉に自分でも驚いてしまう。



ずっと・・・聞きたかった言葉だけれど、やってしまったと慌てて「あ、何でもない」と言ってしまう。