これ・・・ちょっとしょっぱい。
ハッとして目の前の爽太を見るけど、爽太は美味しそうに食べてくれていて・・・。
「こ、これちょっとしょっぱくない?」
私は慌てて言った。
もしかして・・・。
「ううん、俺はこれくらいが好きだよ。美味しいから大丈夫」
「え・・・でも」
「芽悠が作ったのなら何でも美味しい。てか、俺は不味かったら不味いって言うし」
そんなの・・・嘘だ。
絶対不味いって言ったりしないのに。
自分が食べても美味しいとは言い難い味なのに。
塩加減を間違った・・・作ってる時に考え事ばかりしていたからだ。
"芽悠が作ったのなら何でも美味しい"
その言葉が、私の鼓動を速くさせて・・・顔を赤くする。
そこまでして食べなくてもいいのに。
こんなに優しくしないで欲しい。
こんなに優しくされたら・・・益々好きになってしまう。
嫌いになれない。
嫌いに・・・なれるはずがない。
ハッとして目の前の爽太を見るけど、爽太は美味しそうに食べてくれていて・・・。
「こ、これちょっとしょっぱくない?」
私は慌てて言った。
もしかして・・・。
「ううん、俺はこれくらいが好きだよ。美味しいから大丈夫」
「え・・・でも」
「芽悠が作ったのなら何でも美味しい。てか、俺は不味かったら不味いって言うし」
そんなの・・・嘘だ。
絶対不味いって言ったりしないのに。
自分が食べても美味しいとは言い難い味なのに。
塩加減を間違った・・・作ってる時に考え事ばかりしていたからだ。
"芽悠が作ったのなら何でも美味しい"
その言葉が、私の鼓動を速くさせて・・・顔を赤くする。
そこまでして食べなくてもいいのに。
こんなに優しくしないで欲しい。
こんなに優しくされたら・・・益々好きになってしまう。
嫌いになれない。
嫌いに・・・なれるはずがない。

