どうしよう、どうしよう、どうしよう。


頭がいっぱいで体が動かない。


固まったまま、今にも破裂しそうな頭で考える。


そして、ゆっくりと爽太の前まで行くと・・・一応・・・聞いてみる。



「晩ご飯・・・食べてく・・・?」



私が着ると今でもぶかぶかの体操服が、爽太が着ると普通な感じ。


それにしても・・・細いな爽太・・・。

私の体操服でもキツそうじゃなくてよかった・・・じゃなくて。


爽太は一瞬驚いた顔をして私の方を見た。


えーと・・・本当にどうすれば・・・いいの?


もしかして・・・今、私はまずいことを言ってしまっただろうか・・?


夜ご飯を食べる・・・二人っきりで・・・?

しかも・・・洗濯物まみれの部屋の中で?


この家の中で・・二人だけで・・・ご飯・・・。


・・・・・・・・。