過去形の言葉に何か違和感を感じたのか・・・彼は切なそうに目を細めて、すぐに私から視線を逸らした。
"誰かのためとか考えなくていいから。自分がしたいようにしてこい"
流生の言葉が、頭の中を過った。
誰かのためとか考えなくていいから・・・。
そんなことは、私には無理なことだった。
自分の気持ちよりも、私には他に大切にしたいものがある・・・。
ごめんね、爽太。
私は本当に、本当にあなたのことが好きでたまらなかった。
あなたと一緒にいるだけで笑顔になれた。
たくさんの思い出ができた。
たくさん・・・初めての感情を知ったんだ。
でも・・・私がしたいことを、するから・・・。
最後まで、わがままを言ってごめん。
迷惑ばかりかけてごめん。
あなたの気持ちを・・・裏切って、ごめん______

