太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



過去形の言葉に何か違和感を感じたのか・・・彼は切なそうに目を細めて、すぐに私から視線を逸らした。


"誰かのためとか考えなくていいから。自分がしたいようにしてこい"


流生の言葉が、頭の中を過った。

誰かのためとか考えなくていいから・・・。

そんなことは、私には無理なことだった。


自分の気持ちよりも、私には他に大切にしたいものがある・・・。


ごめんね、爽太。

私は本当に、本当にあなたのことが好きでたまらなかった。

あなたと一緒にいるだけで笑顔になれた。

たくさんの思い出ができた。

たくさん・・・初めての感情を知ったんだ。


でも・・・私がしたいことを、するから・・・。

最後まで、わがままを言ってごめん。

迷惑ばかりかけてごめん。

あなたの気持ちを・・・裏切って、ごめん______