空がオレンジ色に染まって、呼吸をするのも忘れてしまうほどに綺麗だ。
"好きだよ"
その言葉が、彼の声が・・・耳から離れない。
・・・私も・・・・伝えないと。
ちゃんと・・・伝えないと・・・。
胸が、苦しくなる。
伝えたくて、伝えたくてたまらないのに・・・言葉が出てこない。
その時、爽太の手がゆっくりと私の頬に触れた。
「キスしたい」
私の唇を見ながら、そう言った彼。
ドクン、と跳ねるように大きく弾んだ私の心臓。
ピクッと体が反応する。
「私も・・・爽太が好きだった」
爽太の視線が・・・私の目へと移る。

