太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



ああ、苦しい。

好きでたまらないのに。

あなたのことが・・・好きで好きで・・・たまらないのに。


このもどかしさはなんなのか。


胸に溜まって、消えてくれない苦しさはなんだろうか。

私の幸せって、なんだろう。

私が今、一番大切にしたいのって・・・誰なんだろう・・・。


一番守らないといけない人は・・・?


「好きなんだ。ずっと・・・ずっと前から」


ポロリと、涙がこぼれて頬を伝った。


「出会ったときから・・・芽悠のことしか見てないよ、俺」



ぎゅっと、締め付けられるように痛む胸。

この痛みは、なんなのか。


苦しいけど、嫌いじゃない・・・痛み。



「いろんなことがたくさんあったけど、たくさん傷つけたけど、たくさんつらい思いさせたけど・・・」


爽太は小さく息を吐いて、また私の目を真っ直ぐに見つめて言った。



「俺は、今も前もずっと・・・芽悠のことが好きだよ」