太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~


こんな時に、いつも背中を押してくれるのは流生だった。

いつも私のことを考えてくれて、いつも私が傷つかないようにしてくれた。

ありがとう・・・。

今だって・・・流生は苦しいかもしれないのに・・・。

ありがとうしか、出でこない。


流生が、私の背中をポンッと叩いた。


「もう、誰かのためとか考えなくていいから。自分がしたいようにしてこい」


そう言った流生は、いつも通りの優しい笑顔で微笑んでいた。


"自分がしたいようにしてこい"


その言葉が私の心の深くに刻まれる。

また涙がこぼれそうになるのをぐっと堪えた。


「ありがとう」


涙がこぼれないようにしながら、笑顔で頷いた。


向き合うんだ・・・。

ちゃんと・・・伝えるんだ。