太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



私の中にはもう何も残っていないようだった。

私の中は、もう空っぽになってしまったみたいだった。

毎日、彼の後姿を見ては、目に涙が滲んだ。


胸に棘が刺さったままで取れなくて・・・それがズキズキと痛み続けている。

苦しくてたまらない。


ちゃんと・・・話したい。

でも話せる勇気なんて・・・ない。

・・・あるわけない。


私から突き放したのに。

先生が好きだって・・・嘘をついて。


でも、今更ちゃんと話すなんて・・・迷惑すぎるよね・・・。

爽太はきっと、真奈美と付き合っているから。

今更私が話したいなんて言ったら・・・真奈美が嫌な思いをしてしまうかもしれない。


そんなことを考えて、また安全な方へと逃げる。

こんな考えをしているから・・・私はいつまで経っても爽太に近づくことができないんだ。