太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



そうか、彼にとって私は・・・それくらいの存在なんだ。


心の中から大事なものが全部失くなってしまったみたいに、私は空っぽだった。

彼が私の隣にいなくなってから気づいた、彼がどれほど自分にとって大切だったかということ。

私の心の中の大事なものは全部、彼だ。


一度も振り返らずに、そのまま見えなくなった彼の姿。

これからはもう一緒にいられない。


ただそれだけのことが私にとっては大きすぎて、

だけど彼にとってはどうでもいいことかもしれなくて。




どうしていれば、彼の隣に居られたのかな。


もっと、正直になれてたら。

もっと、可愛かったら。

もっと、爽太の好みに合うような女の子だったら。


今でも私は、彼の隣にいられたのかな。



ずっと、ずっと・・・・・・・


彼の隣にいたかった。



想いなんて二の次でいい。


ただ彼の隣にいられればそれでいい・・・・って・・・思ってたのに。



馬鹿だな、私。



もうどっちも叶わない選択をするなんて。


なんて、無駄なことを考えながら今日も・・・・なんの変哲もない日々を過ごしている。