そうか、彼にとって私は・・・それくらいの存在なんだ。
心の中から大事なものが全部失くなってしまったみたいに、私は空っぽだった。
彼が私の隣にいなくなってから気づいた、彼がどれほど自分にとって大切だったかということ。
私の心の中の大事なものは全部、彼だ。
一度も振り返らずに、そのまま見えなくなった彼の姿。
これからはもう一緒にいられない。
ただそれだけのことが私にとっては大きすぎて、
だけど彼にとってはどうでもいいことかもしれなくて。
どうしていれば、彼の隣に居られたのかな。
もっと、正直になれてたら。
もっと、可愛かったら。
もっと、爽太の好みに合うような女の子だったら。
今でも私は、彼の隣にいられたのかな。
ずっと、ずっと・・・・・・・
彼の隣にいたかった。
想いなんて二の次でいい。
ただ彼の隣にいられればそれでいい・・・・って・・・思ってたのに。
馬鹿だな、私。
もうどっちも叶わない選択をするなんて。
なんて、無駄なことを考えながら今日も・・・・なんの変哲もない日々を過ごしている。

