太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



その時、俺の髪の毛に彼女が触れた。

ドキッとして、心臓が大きく波打つ。



・・・・・・芽悠は・・・何がしたいんだよ・・・・。




「・・・・だって俺・・・


今、絶対___顔赤いじゃん?」



ドキドキと何度も脈打つ俺の心臓が、張り裂けてしまいそうなくらいにうるさい。


この気持ちを・・・・・どうやって表せばいいのか全然分からなくて。


キスと、言葉と・・・・・。

全てで、俺の気持ちを表せるんだろうか。


その全てで・・・・俺の気持ち全部を・・・・・芽悠に伝えられるんだろうか。



全身がジンジンして、胸が高鳴る。


この気持ちをどうやって表せばいいか分かんなくて、俺は彼女の肩の上で頭を揺らした。