色々なものが積まれて出来た物陰に・・・・蹲っている・・・小さな彼女。
「・・・・っ・・・・そう・・・たっ・・・」
小さくて掠れた・・・彼女の声。
俺を呼んだ・・・・声_________
もう、自分を止めるものなんてなかった。
彼女が、俺を求めてくれた。
そう思えば、何もかもどうでもよくて・・・・・何も考えられなかった。
久しぶりに聞いた彼女の声が、愛おしくて。
「芽悠・・・・・。・・っ芽悠・・・」
瞳を濡らしている彼女が目に入った瞬間、俺は彼女の背中に手を回して・・・ぎゅっと抱きしめた。
俺の腕の中に、芽悠がいる。
彼女の熱が、全身に伝わってきて・・・・・俺の心臓を震わせる。
彼女の声に応えるように、俺は何度も『芽悠』と呼びながら彼女の髪の毛を優しく撫でた。

