太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~




色々なものが積まれて出来た物陰に・・・・蹲っている・・・小さな彼女。




「・・・・っ・・・・そう・・・たっ・・・」




小さくて掠れた・・・彼女の声。


俺を呼んだ・・・・声_________




もう、自分を止めるものなんてなかった。



彼女が、俺を求めてくれた。

そう思えば、何もかもどうでもよくて・・・・・何も考えられなかった。



久しぶりに聞いた彼女の声が、愛おしくて。



「芽悠・・・・・。・・っ芽悠・・・」



瞳を濡らしている彼女が目に入った瞬間、俺は彼女の背中に手を回して・・・ぎゅっと抱きしめた。


俺の腕の中に、芽悠がいる。


彼女の熱が、全身に伝わってきて・・・・・俺の心臓を震わせる。


彼女の声に応えるように、俺は何度も『芽悠』と呼びながら彼女の髪の毛を優しく撫でた。