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「で、お前は放課後、生徒会室に来るように。
一対一でしっかりやりましょうか、城咲さん?」
「えっ・・・・」
佐野と芽悠のやり取りをみんなの会話に混ざりながら聞いていた。
「お前、バカだな」
ふと声がした方に顔を向けると、呆れた顔で俺を見る流生がいて。
つい先日のことだった。
流生が芽悠に告白して・・フラれた、っていうのを聞いたのは。
でもそれなら・・・・・横岡の言っていた『芽悠の好きな人』っていうのは・・・・
流生じゃなかったってことだろ?
「俺に比べて全く根性ねぇーじゃん」
じゃあ・・・・・・・誰なんだよ・・・・。

