太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~




「でも・・・・・俺が城咲とキスしたのは・・・・・そういう理由じゃない」



先生の甘くて落ち着いた声が、私の耳に届く。

そういう・・・理由じゃない・・・って・・・。

どういう、こと?


先生は好きな人とじゃなくてもキスできるから、私ともキスしてくれた・・・・・っていうのは、違うの?


でもそれなら・・・・・なんで私なんかと?


ドキドキと大きな音を立てる心臓が、うるさい。

先生の優しい瞳が細められて、私を映す。



「じゃあ・・・先生は・・・・・なんで・・・・・」



私は顔を赤くしながら戸惑っていて・・・上手く言葉が出ない。

私に、キスした理由は・・・・・・?


それって・・・・・。




「ねぇ、城咲・・・・・。



____もう一回、キスしていい?」




そんな私を見て、先生は意地悪く・・・甘い声で囁いた。