私は顔を隠すように両手を顔に当てて、指の隙間から先生を見る。
先生は少しだけ手を下げて、私の顔をチラリと見た。
その時、丁度目が合って・・・・。
先生は
「あぁー・・・・もう・・・・」
と言いながらまた顔を隠して俯いた。
隠しきれていない耳が、真っ赤になっていて・・・・また、トクンッと淡い胸の高鳴りを感じた。
なんか・・・すっごく可愛い・・・。
先生のこんな姿を見たことがなくて、嬉しい気持ちと、ドキドキが私の胸をいっぱいにする。
けれどその時、急に今までとは違う胸の高鳴りと、血の気が引く感覚を覚えた。
私は・・・・・・・先生と・・・・・・。
キス、した・・・______

