ゆっくりと教室の前まで行くと・・・・・・・
_____目の前の光景に足を止める。
顔を上げた瞬間に飛び込んできた光景に、言葉が出ない。
息が、出来ない。
心臓をえぐるような痛み。
到底受け入れられない真実が鋭い牙と化して私に突き刺さる。
私はやっぱり____
____バカだ。
ありえないくらいに、思い込みが激しくて。
勝手に、爽太の気持ちを信じようとしてて。
きっと、真奈美と爽太は・・・付き合ってないんだって、思ってた。
________のに・・・・・・。
そこには、抱き合って唇を重ねている__
______爽太と、真奈美がいて。

