抜け出したくない時間にいる。 過ぎて欲しくない時間の中に、いる。 このまま、時が止まってしまえば。 ずっとこの甘い時間が続くなら。 それならもう・・・・・何も要らないのに。 ゆっくりと、目を開ける。 触れ合っていた唇が・・・離れる。 唇に残っている熱が、胸を灼けるように熱くしていく。 ゆっくりと、爽太の目を見ると・・・彼も私の目を見ていて、ドキッとして目を逸らす。 心臓の音が・・・・うるさい。 心臓がバクバクと音を立てていて、全身がジンジンする。