太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



抜け出したくない時間にいる。

過ぎて欲しくない時間の中に、いる。



このまま、時が止まってしまえば。


ずっとこの甘い時間が続くなら。


それならもう・・・・・何も要らないのに。



ゆっくりと、目を開ける。



触れ合っていた唇が・・・離れる。


唇に残っている熱が、胸を灼けるように熱くしていく。


ゆっくりと、爽太の目を見ると・・・彼も私の目を見ていて、ドキッとして目を逸らす。



心臓の音が・・・・うるさい。


心臓がバクバクと音を立てていて、全身がジンジンする。