太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~





私は走って教室から出ると、階段を駆け下りて、誰も出入りしないような空き教室に入った。


バタン、と扉を閉めると、奥の物陰にしゃがみこむ。

ここなら・・・・物が積んであって壁になってるから、外からは見えない。



未だに止まらない涙が、何度も頬を伝っていく。



外の音は全く聞こえなくて・・・この小さな教室に、嗚咽が響く。




「・・・っ・・・・う"っ・・・っく・・」




今更自分の気持ちに向き合ったって・・・・・遅いのに。


もう・・・・・爽太は私を見てくれないかもしれない。



やだよ。


そんなの・・・・・・・


やだ________