太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



俺と佐野しかいない教室に、俺の必死な声が響く。

自然と鼓動が速くなって、胸で呼吸する。



息が続かないくらいに呼吸は苦しいけど・・・・

なぜか心がふっと、軽くなった気がした。



「そっか・・・・」



そうかそうか、と急に嬉しそうな顔になる佐野。

その笑顔には厭味とかなくて、ただ純粋に何かを喜んでいるような笑顔。



「なっ・・・・なんだよ・・・」



今更ながらに、大声で恥ずかしいことを言ってしまったと地味に照れくさくなる。