太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



「お前の知らないところで、
アイツは泣いてる。

お前が伝えることが出来たら、
いいんじゃない。

アイツがそれをちゃんと受け止めることが出来たら、いいんだ」



"アイツの隣で、いつもアイツを笑顔にしてくれる奴がいないかなって"



それは、

俺が考えているほど

簡単なことじゃなかった。



俺の知らないところで、芽悠は泣いてる。



きっとそれを・・・・・


____佐野は見てきたんだ



今まで、一人で泣く彼女を・・・

見てきたんだ。