太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~

そう思って佐野を見つめる。

窓の桟に手をついて、外を見る佐野。



「泣いてる」


佐野はふと、そう言うと、目を閉じて呼吸を落ち着けるように深呼吸して下を向いた。



その言葉の意味が分からなくて、眉間に皺を寄せる俺。

もしかして芽悠が・・・泣いてる?



その時、ハッとして目を見開く。




ここからは・・・・・・___



窓際に駆け寄る。



____射撃場が見える