「芽悠と・・・話がしたい・・・」
周りの音なんて聞こえない。
ただ目の前の彼女しか目に入らない。
芽悠しか・・・・・見れないんだ・・・。
「・・・・っ・・・離してっ!!」
手が、振りほどかれる。
久しぶりに、ちゃんと芽悠の声を聞く。
彼女の嗚咽を、聞く。
目眩がして、倒れそうにな体をさっきまで彼女の手を掴んでいた手で支える。
もう・・・・彼女の温もりは残っていない。
頭が真っ白になって・・・・視界が色褪せていく。
俺の目には、遠ざかっていく彼女の小さな背中だけが、映っていた。
周りの音なんて聞こえない。
ただ目の前の彼女しか目に入らない。
芽悠しか・・・・・見れないんだ・・・。
「・・・・っ・・・離してっ!!」
手が、振りほどかれる。
久しぶりに、ちゃんと芽悠の声を聞く。
彼女の嗚咽を、聞く。
目眩がして、倒れそうにな体をさっきまで彼女の手を掴んでいた手で支える。
もう・・・・彼女の温もりは残っていない。
頭が真っ白になって・・・・視界が色褪せていく。
俺の目には、遠ざかっていく彼女の小さな背中だけが、映っていた。

