太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~

「勇気だして頑張れ!何か話しかけてみれば、案外話が続くよ」


私は嫌味にならないように、控えめにそう言った。


ちゃんと・・・応援しないと。

私は・・・二人が幸せになることを願わないといけない人なんだから。



「うん・・・」



下を向いたままで、あまり元気がない真奈美。


・・・・やっぱり・・・苦しい・・・。

爽太が好きだって言えば・・・この苦しさから開放されるのに・・・・。


「ごめんね・・・。なんか・・・私・・・爽太の近くばっかり・・行っちゃって」



どう言えばいいか分からなくて、言葉に詰まりながらゆっくりと話す。



「え?全然いいの!そんな・・・芽悠が謝ることじゃないよ!だって芽悠と爽太くんは仲の良い友達でしょ?芽悠にもちゃんと好きな人が居るんだし・・・気にしてないよ!」



その言葉が、胸に刺さるように私に罪悪感をもたらす。



・・・・"仲の良い友達"・・・か。

やっぱり、それ以上ではないしそれ以下でもないのかな・・・私たちの関係って・・・。



「ホント・・・ごめん。真奈美が爽太と近づけるように私も協力するから!」