太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~

俺の声を聞いて、少しだけ震えた彼女の体。


現実に、鳥肌が立った。

自分が、傷つけている。

大切な人を・・・・傷つけている。

好きな、大好きな芽悠を・・・傷つけている。


彼女を怖がらせてしまっている自分を、殴りたくなった。


やっぱり俺には・・・・


____芽悠を幸せに出来ない




その言葉だけが、自分に重くのしかかる。

心臓を貫くように鋭い痛みが、体中に広がっていく。