太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



やっぱり・・・横岡から・・・・聞いてたのか。


ズキッと痛んだ胸に、愛しさと切なさが溢れる。

・・・・そんな無理して・・・笑うなよ・・・。



俺がみたいのは・・・そんな笑顔じゃないのに・・・。




___何言ってんだよ


・・・・あんな顔させてるの・・俺だろ___




流生の言葉が、何度も頭の中で繰り返される。



___傷つけるなら・・・・近づくなよ



流生の真剣な瞳が、怒りで染まった表情が・・・俺の中に出来た深い傷をえぐり返す。


鋭い痛みを感じながら、拳を握り芽悠を目の端に捉えた。