太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~


離れるのが怖くて足掻いていただけの俺。


お前の隣に自分がいないことに、苛立ちを感じていた。


きっとお前には、俺が必要じゃないのかって・・・勝手にそう思っていた。


俺がいないと、きっとお前はダメなんだって・・・・。




でもそれは違った。




ダメなのは、俺だ______



・・・・・お前がいないと・・・・・ダメだよ、俺・・・。



お前への愛しさが溢れて・・・壊れてしまいそうなくらい・・・好きなんだ。


止めど無く溢れてくる感情が、ギシギシと心臓を軋ませる。



俺を見て・・・。


笑顔で・・・俺の方を向いて・・・・。