触れたい・・・・・。 白い肌に、淡い赤みを帯びた唇に・・・。 抱きしめて・・・離したくない・・・。 途端に、俺の中の熱情が湧き上がるように胸の辺りを焦がしていく。 こんなに愛おしいのに・・・・・・ 触れることさえ出来ない・・・・・。 ・・・・・傷つけてしまったから。 大切で・・・・・愛おしい、たった一人を。 たった一人、芽悠でさえ・・・・傷つけてしまった。 俺の勝手な感情や、嘘で。