太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



触れたい・・・・・。

白い肌に、淡い赤みを帯びた唇に・・・。


抱きしめて・・・離したくない・・・。



途端に、俺の中の熱情が湧き上がるように胸の辺りを焦がしていく。


こんなに愛おしいのに・・・・・・


触れることさえ出来ない・・・・・。



・・・・・傷つけてしまったから。


大切で・・・・・愛おしい、たった一人を。





たった一人、芽悠でさえ・・・・傷つけてしまった。




俺の勝手な感情や、嘘で。