太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



泣き顔じゃない。

涙じゃない。



ただ・・・・笑っていてほしい・・・・。


その笑顔を・・・俺の隣で、見せて欲しい・・。

傍に居て欲しい。

離れたくない。


でも・・・・。


____離れなければいけない




俺はもはや、気持ち悪いくらいに欲求不満で、独占欲と嫉妬の塊だ。


これほど俺が芽悠を求めているのに、離れるということを選んだのもまた・・・俺だ。



もう馬鹿馬鹿しくて笑えてくる。

笑えないのに、笑えてくる。