きっとそれで・・・・・俺に怒った・・・・とか?
ってことは・・・こういうことか?
芽悠は、俺が今まで芽悠に何でも話していると思っていた。
それなのに、俺は芽悠に嘘を吐いた。
親友じゃなかったのか?
何でも話してくれていたんじゃなかったのか?
・・・・そう思ったのかもしれない。
とりあえず、さっき起きた出来事の整理がつく。
きっと・・・こんな感じだろう、と自分の中で片付ける。
これ以上考えるのは、ただ苦になるだけ。
そう思って・・・・また逃げる・・・・。
だからだ・・・。
親友。
未だにその関係から抜け出せない。
その関係が、俺を苦しめ・・・・・芽悠を苦しめている。
感情と、関係の差に・・・・胸がキリキリと痛む。
なぜか泣きそうになる。

