俺と・・・芽悠を引き離す・・・?
その言葉が、俺の心臓を貫き・・・言いようのない痛みを感じさせる。
全身が・・・・ガクガクと震えるような気がした。
きっとこいつは、俺が本当は芽悠のことを好きだと知っていて・・・・。
怒り、哀しみ、憎しみ・・・・全てを押し殺すように唇をぐっと噛み締める。
横岡にぶつけそうになる怒りを、自分の中で噛み殺す。
俺が・・・今何をしたって、意味がない・・・・。
やめろ。
傷つけることも、悲しませることも・・・・したくない。
誰にも・・・傷を与えたくない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…