ぐるぐると色んな考えが頭の中を駆け巡り・・・・もうどうしようもできない現実を、ただ見つめていた。
机に突っ伏して、外の世界が見えないようにする。
瞳を閉じてみると、真っ暗闇の中にただ一人いる感覚に陥る。
周りでは男子が騒いでいるはずなのに・・・今は全くそれが聞こえない。
雑踏も何もかも、俺の耳には届かない。
ただ・・・・暗闇の中を彷徨っている。
終わりのない道を、光のない道を・・・・ただひたすら歩き続けるように何もない。
俺を遮るものも、導くものも・・・・何もない。
孤独に支配されて、叫びたくなるような恐怖に襲われる。

