汚くて、軽蔑されてもおかしくないほどの・・・・欲に塗れた俺。 きっと求めているのは俺だけ。 お前は俺を求めてない・・・。 それだけで、動かなくなった体に電流が流れるようにビリビリと痛みが伝わる。 胸の奥に刺さった何かが、取れなくて・・・・苦しい。 叫んでしまいそうなほどに・・・・熱い何かが喉元まで出掛かる。 ____忘れろ。諦めろ。 芽悠とぶつかることを恐れて逃げ道をつくる。 それがどれほど最低なことかなんて分かってる。