太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~


汚くて、軽蔑されてもおかしくないほどの・・・・欲に塗れた俺。


きっと求めているのは俺だけ。

お前は俺を求めてない・・・。



それだけで、動かなくなった体に電流が流れるようにビリビリと痛みが伝わる。


胸の奥に刺さった何かが、取れなくて・・・・苦しい。



叫んでしまいそうなほどに・・・・熱い何かが喉元まで出掛かる。




____忘れろ。諦めろ。




芽悠とぶつかることを恐れて逃げ道をつくる。


それがどれほど最低なことかなんて分かってる。