太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~

その時、俺に気がついた芽悠と目が合う。


・・・・えっ・・・・?


なんで・・・今・・・逸らされたんだ?


芽悠は俺を見た瞬間、目を見開いて驚いていた。

その後、すぐに逸らされた目線。


今のは大げさ過ぎるだろ・・・。

なんで・・・?


俺・・・・芽悠に何かしたか?


金曜日にお前の家に行って・・・色々と迷惑かけたから?



違う、芽悠は・・・・そんな目で俺を見ていなかった。


俺を軽蔑するような、目。



「あっ、爽太くん!おはよう!」



その時、横岡の明るい声が聞こえた。


この雰囲気を楽しんでいるような・・・・笑顔。


もしかして________



最悪な予感が俺の頭の中を過ぎった。