眩しい太陽の光が、今日もまた俺の顔を照らした。


「なんでそんなに元気なんだよ」


空に向かって言ってみるけど当然返事なんてない。

俺もお前みたいに明るく、優しくアイツを照らすことが出来たらいいのに。


月曜日、俺は朝練に間に合うように急いで家を出た。


土日の部活は、あまり集中できなかった。

芽悠の笑顔と、横岡の・・・・あの微笑みを何度も繰り返し頭に浮かべていたから。


考えたって仕方がないのに・・・・どうしても考えてしまう。


思い出したくないのに、思い出してしまう。


横岡と・・・・。


違う、違う・・・・。

何が違うかなんて分からないけど、どうにかしてあのことをなかったことに出来ないかって考えてる自分がいた。