太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~

さっきのように、爽太の声に怒りは混ざっていなくて、ただ、寂しそうで切なそうな声。



「今は・・・・聞きたく・・・ない・・っ・・」



息が詰まるこの状況に、もう何も言葉が出なくて・・・溢れそうになる涙。



声が・・・上手く出せない。




流生の手を振りほどき、何も考えずに駆け出す。


地面を強く蹴って、二人の横を通り過ぎる。



「芽悠っ!」

「おい待て!城咲!!」