太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~

驚く間もなく引っ張られて、校舎を出る。

・・・・また・・・流生と手、繋いじゃったよ・・・。


手のひらから伝わってくる流生の温もりが私を余計にドキドキさせる。



___トンッ



下を向いて歩いていたら、急に流生にぶつかった。

けれど彼は立ち止まったままで、動かない。

どうしたんだろ・・・・?



「・・・芽悠・・」


私が顔を上げる前に、聞こえた声。

その瞬間、胸がギュッと締め付けられる。



・・・・私がいつも聞いている声。


・・・・聞き飽きるくらいに聞いていた声。



誰の声かなんて・・・考えなくてもすぐに分かる。


繋いだ手が、ギュッと強く握られる。



「・・・どうした?」