太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~

「いや・・・その・・・」

「その・・・何?」


ど、どうしよう・・・。

えっと、なんて言えばいいの?

ゆうくんとのことを話せば長くなるし・・・・。

私は少し考えて言った。



「その・・・私が下校時間過ぎてものろのろ片付けしてたら、 ゆうくんが遅くなると危ないからってここまで引っ張ってきてくれたの」


「へぇー・・・・。それにしては楽しそうだったけどね?」


「それは・・・だから・・・その・・っ・・・えーと・・・」


「ははっ・・・そんな慌てて、バカみたいだな」

「なっ・・・!」



今になってようやく、流生が私のことをからかっていたと分かる。

でも本当に・・・からかってたのかな?



「でも・・・さっきのは流石に・・・」

「ん・・・?」



小さな声で何かを言った流生。


その時、急に手が握られる。



「俺だって・・・お前と手ぇ繋ぎたいんだけど」


「・・・へ・・?」