太陽と星 ~君と過ごした最後の夏~



いつの間にか君と歩みたかった道を、自分の中で失っていた。



もう、取り戻せそうもないな・・・。

太陽が雲に隠れてしまって・・・・何も見えないの・・・・。



今は思い出すだけでもつらい君の笑顔。



私の見てきた君とは違うね。

・・・・いつから変わってしまったの?



私の勘違いだって・・・言ってよ。

考えすぎだって・・・笑ってよ。




キスしたと聞いただけなのに、頭の中では訳の分からない妄想が広がっていく。


聞くだけでもつらい。


今でももう、君と話せない気がするのは何でかな・・・・・。


そんなに・・・私は弱いから・・?

それとも・・・・会ってしまえば絶対に涙が溢れることが分かっているから?