「兄貴遅〜い」
「信じられないな、兄として」
「凪がヤバいからもっと早く来てよ〜」
なんて3人は言っているが俺と沙希矢は混乱していてただ見ていた
すると先生は
「これってさ、俺が喧嘩加わっちまうと暴力事件とかに何のかな?」
そう笑って言った
でも目は笑ってはおらず
ただ、弦国を見据えていた
すると他の奴が
「爺さん達がなんとかしてくれるだろ?」
「せーとーぼーえー」
「大事な妹守るんだから仕方な〜い」
なんて言い話し合っている
その瞬間にその4人は真剣な目つきになり弦国を見て頷いた
凪ちゃんが小さな声で、聞こえないくらい小さな声で言ったんだ
「……………おにぃーちゃん………………」

