すべてに・・・

そんなある晩の
ことであった
島には仕事が少なく 一つの仕事では食べて行けないため島の男達はみんな何個かの職業を持っていた。
私の父も大工と馬方(馬に観光客を乗せしまを回る仕事)
の二つをしていた
ちょうどあの晩は
父が大工の仕事を終え帰って来た晩仲間の馬方を連れて珍しく帰って来た
基本的に父は人の前では暴れない人なので
お客様が来る事は私は大好きだった
しかしその日は私の気持ちとは裏腹にとんでもない事件がおきたのだった。