ーーー嶺緒サイドーーー
俺はたまに、屋上でサボる。
(嶺緒は1人の時と認めた人の前では一人称"俺"になる)
きょうも、サボるために屋上に行ったがなんだか騒がしかった。
戸を開けてみれば、血まみれの藍が倒れていた。
1人の女が藍にとどめをさそうとナイフを振り上げた。
俺はとっさに走って、その女の腕をつかんだ。
嶺『お前らなにしてんだよ』
と冷たく言い放った。
女『こ…この女が生意気だからいけないのよ!私達は悪くないわ!』
私達は悪くない…だと
嶺『いい加減にしろや!俺らの大事な藍になにしてくれてんだよ!』
俺は救急車と蓮達、藍の弟と兄貴を呼んだ。
その光景を見て、葵さん、博臣さん、博人さんはキレて、女を睨みつけて、暴言を吐いた。
秋は藍のそばに駆け寄り、藍の事を抱き上げた。
自分の制服が血まみれになろうがかんけいなしにだ。


そのあと、救急車が来て藍は病院に運ばれた。
藍の事刺した女達は警察に逮捕された。

俺がもっと早く来ていれば、こんなことにならなくてすんだのに!