女『あの〜、下野藍さんいる?』
まただよ。
行くか、面倒だし。
その女の前に来ると
藍『あの、なんのようです?』
女『ここでは話せないの、ついて来てくれる?』
藍『え?いやですよ〜』
女『ッチ!来い!』
そう言われ連れていかれた。
屋上に連れて来られた。
屋上は出入り禁止だからね、誰も来ないと思ったんだ?
藍『なんのようですか?』
女『とぼけないでよ!どうして、鳳凰の皆様と、博臣様、博人様、秋様、それに、葵先生と仲良くしちゃってんのよ!』
うわぁー。
嫉妬ってやつですなぁーこれ
藍『なんで、って言われましても、葵お兄ちゃん、博臣お兄ちゃん、博人お兄ちゃん、秋とは兄妹だから。鳳凰の姫だから、蓮達と仲良いの。』
女『兄妹だからって、まとわりつくんじゃないわよ!姫も辞めろ!』
藍『いやですよ。だって、あなた僕の親でも何でもないでしょ?』
女『ッチ!生意気なガキね!ちょっと痛い目見ないと、わからないようね。
あなた達、この生意気な女片付けちゃって』
女『分かったよー。あっ、言っとくけど、あたし達レディースだからね』
うわぁー、嫌な予感しかしないよ。
女『顔だとばれちゃうから、顔はやるなよ!』
バキっ
ボコッ
藍『いっ…』
お腹とか足、腕を何回も蹴られたり、踏まれたり、した。
けど、すぐに、立ってやられ続けていた。
すぐに立つ僕が気に食わないのか、ある1人がナイフを僕に向かって刺して来た。
よけきれず、お腹を刺された。
他の奴も、ナイフを投げて来た。
足、腕、お腹に刺さって行く。
もうダメだと思った時、ある1人の女が私の心臓めがけてナイフを向けて来た。
こいつらは初めから僕を殺す気だったんだ。
意識が朦朧として来て、倒れそうになったとき、女の腕を誰かがつかんだ。
だが、意識を失った。