俺達は今の状況がよくつかめない。
蓮がスマホを学校に忘れた。
ダカラ、みんなで取りに行ったが帰りに、妙な格好をしている藍、秋さん、博人さん、博臣さんに会った。
その4人は、氷、炎、水、風などの妙な力を使って、妖と言われる物を倒していた。
4人に俺達がいる事がばれてしまい、藍の様子がおかしくなった。
無表情で妖を倒し続けていた。
博臣さん達も、止めようとしたが、ダメだった。
そこに、葵と呼ばれる、藍達の兄貴が藍を眠らせた。
話によると、こいつらは、雪とか炎とかを操る術者みたいなもんだった。
だが、藍と葵さんは陰陽師の血が流れている。
これがさっきから今に起きた話だ。
暫くすると、博臣さんと博人さんが俺達のほうにやってきた。
そうすると、
秋『解っ!』
と言った。
そうすると、俺達の周りの風が消えた。
そのあと博臣さんが水を解除した。博人さんが炎で藍の氷をとかし始めたが、なかなか溶けない。
博人『兄貴。頼む。』
そういうと。
葵さんは藍を秋さんに渡すと、
葵『オンアビラウンケンシャラクタンっ!下野の名のもとこの氷をとかしたまえ!』
そういうと、藍が作った氷が半分消えた。そのとたん
藍『…んっ…!!!イヤ…イ…ヤ!!
ハァハァ…ハァ…ハァ』
藍が起きた。
だが、息は苦しそうで、せつなそうだった。
葵さんが焦ったように藍に近づいて抱きしめた。
藍『イヤだよ…ねぇ…』
葵『もう大丈夫だ。俺が居るからな

…(ボソ オンバラバラバサラソラキラダンカンマンっ この者、下野藍に安らかな一夜を』
そういうと、藍は葵さんに抱きつきながら意識を失った。